ご案内
仕事や人間関係がうまくいかない誰もがぶつかる壁である。
考えつくしたアイディアなのに評価されなかったり、思ったことがなかなか相手に伝わらなかったり……。
じつは、これらの悩みを解決する方法が、「考える力」と「話す力」を磨くことなのだ。
仕事がデキる人は、この2つの「基礎力」をきちんと押さえている。
あなたがもし、仕事ができないと悩んでいるならば、それは考えるコツと話すコツを知らないからだ。
そのちょっとしたコツを知らないと、あなたは損をしていることになる。
本書は、筋道を立てて論理的にモノごとを考える、優れたアイディアを生み出すなどの「考える力」。
そして、自分の考えをうまく伝える、話を面白く盛り上げるなどの「話す力」をマスターするための鉄則を紹介している。
それぞれを1分で理解できるようわかりやすく図解にして、さらに理解を深めるためにドリルもふんだんに盛り込んだ。
ビジネスの現場だけでなく、どれも日常生活全般で役立つ最強の特訓メニューばかりだ。
ビジネスパーソンとしてはもちろん、人間としての能力と魅力を確実にアップさせるための一冊として、十分に役立ててもらいたい。
知的生活追跡班論理力がみるみる身につく「記号メモ」考えなければならないことが山ほどあるはずなのに、悩めば悩むほど考えがまとまらなくなる……というのはよくある話だ。
そこで試してもらいたいのが、[↓]や「=」などの記号を使ってメモをとる方法である。
たとえば「A社のコスト削減問題↓上司Bに相談のうえで会議に出す↓通らない場合は「Cを提案」とか、「D社で○○万円契約=ノルマ○○パーセント達成↓E社のフォロー」といった具合に流れのあるメモをとれば、自分の考えを方程式のようにまとめることができ、あとで見返しても一目瞭然だ。
もしも考えが変わった場合には、さらに「↓」で書き込めば自分の思考の足跡もたどれるので、いざというときに元の考えに立ち戻ることもできる。
考えすぎて、出□にたどり着けないのは、頭の中で整理整頓ができていない証拠。
自分の置かれている状況を客観的に確認するという意味でも、実践してみるといいだろう。
て、それを最初に書いてしまうのである。
そして、そのテーマに基づいて、どんな些細なことでも思いつくことを片っ端から並べて書いてみる。
こうして書かれたものは一見バラバラに見えても、最初にテーマを掲げているおかげで、少なくとも同じ方向性を持っているものなのだ。
あとは、不要なものは削る、足りないものは加えるという作業をするだけで、しだいにひとつのものにまとまってくる。
本筋からそれる心配もない。
「企画書に一貰性がない」とよく一言われがちな人にとくに、このやり方をおすすめしたい。
まずは身につけておきたい「書いて整理する習慣」物事を考えるときに「書く」という行為は有効な手段のひとつだ。
とくに仕事の現場では、企画書や提案書はもちろんメールでのやり取りなど、自分の考えを何らかの文章や書類にして表わさなくてはならない場面はいくらでもある。
日ごろから「書いて整理する習慣」は身につけておいて損はないだろう。
ところか、いざ書いてみようとただ闇雲に書き出しても、途中で脱線したり、支離滅裂になりがちである。
こうなると、自分でも何を書いているのかわからなくなり、せっかくのアイディアも形にできないまま埋もれてしまう。
仕事の効率を考えても、じつにムダの多いやり方である。
こうならないために、まずすべきこと。
それは、そのときに考えるべき「テーマ」を書いてみるということである。
そこから考え始めるのである。
たとえば[社内改革のアイディア]といった内容なら、「売上げ」についてなのか、「社内風土」についてなのか、あるいは「新規事業」についてなのか、考えるべきテーマを決め論理力」筋道立てて考えるための鉄則「考えがまとまらない」と悩んでいるなら、それは「論理的」に考える力が不足しているからだ。
コーネル大学式の講義ノートのまとめ方として知られている。
じつはこのノート術、ビジネスマンにも参考なるので紹介したい。
まず、1ページを3つのブロックに分けて使う。
もっとも大きなスペースは、ふつうにフート」として使い、聞いた話をそのままここに書き込んでいく。
その「ノート」の左側3分のIほどに「キュー」を作る。
このキューに書き込むのは、話のキーワードや疑問点、アイディアなどだ。
そして、ページの下の段の「サマリー」には、ここだけ読めば内容が把握できるように、そのページを要約して書き込む。
会議中にとったノートを見ながら、会議後に今度はポイントとなるキューの部分を書き、そして全体をまとめてサマリーを作る。
この作業により、何か重要で何を押さえるべきか、会議の内容がきちんと整理された知識として頭の中に入ってくるのだ。
企画書がカチッとまとまる「8つの項目」社内はもとより、得意先などで新たな提案や協同作業を持ちかける場合、真っ先に求められるのが「企画書」の提出だ。
たしかにアイディアを口だけで言われるより、きちんと「形」にしたものを見てから決めたいというのはもっともである。
さて、その企画書の作成こそ、論理的に考える力が試される最たるものといえる。
まだ形になっていない企画の趣旨を、相手に正確にプレゼンテーションするためには、論理的な思考が不可欠なのだ。
ただ、だからといってそんなに難しく考えることはない。
ひとまず8つの項目に分けて考えてみればいいのである。
それは、表紙や序章の部分にあたる「@イントロ」、「A問題提起」、「Bテーマおよびターゲットの設定」、具体的なデータに基づく「C現状分析」、[D企画案の提示]、その企画を犬(表紙・序章)このパターンになぞれば、理路整然とした説明しやすい企画になる!戸実践した際の効果などから予測できる「E評価」、全体のスケジュールを示した「F実行計画」、参考資料などの「G付加情報」の8つである。
これらは単に企画書を構成する順番を表しているだけでなく、企画を提案する際に必ず考えなくてはならない事柄をすべてカバーしている。
これらを揃える過程で、ボンヤリとしたものがはっきりした形となって見えてくるというわけだ。
考えもすっきりとまとまるのである。
相手を納得させるには、まず自分の考えをしっかりとまとめなければならない。
企画書は自分自身のためにも有効なツールなのである。
なぜ「理屈」が思考の混乱を招くのかモノごとを論理的に考えるには、「相関関係」と「因果関係」の混同に気をつけなければならない。
相関関係とは、「片方か変化すれば、それによりもう片方も変化する関係」のことで、一方の因果関係とは「両者が原因と結果の関係にある」ことを指す。
わかりやすい例をいくつか挙げてみよう。
「長寿の人は肉をよく食べる」(相関関係)という統計があるとする。
しかし、だからといって「肉を食べていれば長生きする」(因果関係)とは限らない。
つまり、X(長寿の人)とY(肉をよく食べる)が相関関係にあるからといって、YであればXであるというような因果関係にあるとは限らないのだ。
こんなの当たり前だと思う人も、たとえば、マーケーアイングの事例として実際にありそうな、「女性の消費者は安い製品を選ぶ傾向にある」というケースならどうだろう。
この今やるべきことがハッキリわかる長期思考戦略タめざす方向はわかっているし、たどり着くべきゴールがあるにもかかわらず、今現在、何をしていいかわからずにジタバタするIということは誰にでもある。
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